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【巨人】杉内、超えろ6回の壁! [プロ野球]

巨人・杉内俊哉投手(34)が今季初勝利を目指して
14日のDeNA戦(横浜)に先発する。
ここまでの2登板は6連戦初戦の火曜日だが、
最長は6イニング。
斎藤投手コーチは「杉内がしっかりしないとダメ。昨年とあまり
変わっていない」と指摘。
新たな投球スタイルへの「モデルチェンジ」の勧めを説き、
「6回の壁」を乗り越えるよう奮起を求めた。

 G球場での練習後に斎藤コーチが杉内について口を開いた。
「年齢的にも少し変化しないといけない時期なのかなと。
ベテランになってきたらコントロール、ボールの出し入れで
やっていくしかない。
6回くらいまではいく。
あとは(打順)3順目の壁」。
3月31日の中日戦(ナゴヤD)は5回0/3を3失点で、
7日の広島戦(マツダ)は6回1失点と
、試合はつくるが以前のような完投型には程遠い。
1989年に11試合連続完投勝利を達成した「ミスター完投」が
、全幅の信頼を置く左腕に、珍しく厳しい言葉を投げかけた。

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 これまでは直球とスライダーが軸だった。
14年目の今季は奪三振増のために縦のカーブを解禁したが、
1試合に投げる割合は少ない。
前回(7日)は6回まで115球。
ファウルで粘られると球数も多くなる。
斎藤コーチは「決して打たれているわけではないから深刻になる
必要はない」とした上で、少しでも長い回を投げるため、
本格派からの脱却を提案した。

 杉内はこの日、短距離ダッシュなどで調整した。
チーム打率2割8分、13本塁打がともに12球団トップの
DeNA打線について「打っているなと思います」と
警戒したが、好調の4番・筒香は昨年9打数無安打、
おととしが3打数無安打と圧倒。
いいイメージを持ってマウンドに上がれそうだ。

 昨年はチームで唯一、先発ローテを守ったが、
1試合の平均投球回は約6イニングにとどまった。
「長い回を投げたいというのはいつも思っている」という杉内が、
斎藤コーチのゲキを胸に、6連戦の先陣を切る。




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タグ:杉内
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