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これから職業がなくなります。 [ニュ-ス]

たとえばバーテンダーの仕事。これがコンピューターに代わられる確率は77%―。
そんな大胆予測を披露した論文が全世界で話題だ。論文の執筆者が本誌に語った、
凄まじすぎる「雇用の未来」。

仕事はほぼ半減する
 「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思
われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。
たとえば、『Google Car』に代表されるような無人で走る自動運転車は、
これから世界中に行き渡ります。
そうなれば、タクシーやトラックの運転手は仕事を失うのです。

 これはほんの一例で、機械によって代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたります。
人間が行う仕事の約半分が機械に奪われる―そんな衝撃的な予測
言うなれば、これから「消える職業」「なくなる仕事」を示したに等しく、
これが産業界に衝撃を与えているわけだ。
「各仕事に必要なスキルはどのようなもので、そのスキルを機械がどれだけ
自動化できるのかを、テクノロジーの発展のトレンドを考慮して詳細に調べ上げました。
具体的には、コンピューター化の障壁となりうる9つの仕事特性を抽出して―たとえば、
手先の器用さ、芸術的な能力、交渉力、説得力など―、702の職種を評価したのです。

 これまでロボットはルーチン的な作業しかできないとされてきましたが、
ここ10年間におけるロボットの能力向上は目覚ましいものがあります。
ロボットが完全に人間の知性を手に入れるにはあと少なくとも50年はかかると言われていますが、
その過程で、多くの仕事が機械の脅威にさらされることがわかってきました」

 日本におけるロボット市場は直近では9000億円ほどだが、これが'20年には約3兆円、
'35年には10兆円程にまで達するといわれる。
子供の頃に憧れたSFの世界が現実化する日が近づくようでワクワクする面もあるが、
オズボーン氏が指摘するように、それは同時にロボットが人間の仕事を奪う皮肉な
結果をもたらすのである。


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