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守備妨害でアウト!! [プロ野球]

ソフトバンク1-0阪神

 甲子園に戻ることなく、阪神の29年ぶり日本一の夢はついえた。
対戦成績1勝3敗で王手をかけられていた阪神は0-0の八回裏、2死一、
三塁から松田に中前打されて先制点を許し、そのまま逃げ切られた。

阪神は0-1の九回、先頭・上本がストレートの四球で出塁し、
1死後にゴメス、福留が連続四球。
1死満塁から西岡の一ゴロで上本が本塁憤死。続く一塁への悪送球で同点かと
思われたが、西岡が守備妨害を取られた。

 先発・メッセンジャーが七回まで無失点と好投。
三回2死二、三塁と六回2死二、三塁のピンチには、中堅手の大和が
こん身のダイビングキャッチ、背走してのスーパーキャッチで断つなど
神がかりの好守で0点に抑えてきたが、ホームが遠かった。

 秋山監督の今シーズン限りでの勇退が決まっているソフトバンクは、
本拠地で3年ぶり6度目の日本一を決めた。


歓喜に沸くホークス・ナインを尻目に、和田監督は審判団に詰め寄った。
1点を追う9回1死満塁で、西岡は一ゴロ。
一―捕―一の併殺を狙った細川の送球が打者走者の西岡の背中に当たった。
一塁ファウルゾーンを白球が転々とする間に田上が生還。土壇場での同点劇と
思われたが、白井球審が守備妨害を宣告し、29年ぶりの日本一は幻となった。

 「ツヨシも邪魔しているわけじゃないし、目いっぱいやってのことなんだけどね。
審判の判断なんで仕方がないけど…」と和田監督は渋い表情で首をひねった。
屈辱の完封負けで日本シリーズは03年からビジター9連敗。
計5試合の0本塁打、34塁打は、日本シリーズのワースト記録を更新した。

 最後は判定にも泣かされたが、9月上旬の6連敗から2位に滑り込み、
チームはたくましさを増した。
CS第1Sは広島に1勝1分け、最終Sでは巨人を4連勝で倒し、
日本シリーズ進出を決めた。
「やっと大舞台、大一番で躍動感を出せるようになってきた。
一つの殻は破ったし、もう一回、来年勝負しよう」。
試合後にベンチ裏に選手を集めた和田監督は声を張り上げ、リベンジを誓った。

 球団創設80周年の来季も和田体制で10年ぶりのリーグ制覇、
30年ぶりの日本一を目指す。
「選手たちは本当に一生懸命やってくれた。
甲子園に帰りたかったけど、ソフトバンクは強かった。
強さに、速さも兼ね備えていて非常にバランスの取れたチーム。
見習うところは見習って、もう一回やらなあかんな」。
一時は続投白紙の憂き目に遭いながらも、チームを立て直してきた。
猛虎の意地をかけた戦いはまだまだ続く。(



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