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スカイマーク、運賃を値下げ 客離れで方針転換 [ニュ-ス]

国内航空3位のスカイマークは3月29日から、普通運賃を
平均で約9%値下げすると発表した。
経営難のため昨年10月に平均約28%の値上げを
したところだが、客離れが起きたため転換した。
日本航空、全日本空輸との羽田発着便での共同運航は、
3月末から始める方向で調整している。
値下げするのは、国内24路線のうち19路線。
羽田―福岡は4%下がり2万5900円、羽田―那覇は
17%下がり2万8900円となる。
また、4月と5月の日曜日に限って、全路線の普通運賃を
5千円~1万円にするサービスも始める。
昨年12月の搭乗率は54・5%で、12月としては
9年ぶりに50%台に落ち込んだ。
共同運航は羽田発着の5路線で日航、全日空の両社と行う。
この日に記者会見した日航の植木義晴社長は
「3月に始められるよう工夫している」と話し、
全日空広報も「前向きに調整している」とした。


スカイマーク、月間搭乗率54% 9年ぶり低水準に
国内航空3位のスカイマークは、昨年12月の平均搭乗率が
前年同月より5・6ポイント低い54・5%だったと発表した。
12月としては2005年12月に51・4%になって
以来9年ぶりに50%台になった。
昨年10月からの値上げに加え、経営難が伝えられたことで
利用者に敬遠されたとみられる。
昨年12月の利用者数は、前年同月より5・7%少ない
47万4694人だった。
地方空港どうしを結ぶ路線の搭乗率が30~50%台と
苦戦したほか、羽田空港を発着する路線でも鹿児島便が
前年同月より4・7ポイント減の54・3%、
沖縄便が19・2ポイント減の52・0%だった。

エアバスの最新鋭機「A330」の導入で座席を増やしたのも
逆効果になった。
羽田―福岡便では座席を前年同月より35・8%増やしたが、
搭乗者数は10・0%しか増えず、搭乗率は14・9ポイント
減の63・4%に。
座席を24・3%増やした羽田―札幌便の搭乗率も
11・4ポイント減の67・2%になった。
スカイマーク広報は「客数が想定に届いていない。
A330の知名度を上げるよう力を入れたい」としている。
スカイマークは資金繰りが厳しいため、ANAホールディングス
に出資を求めることも検討し始めている。


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