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吉野家の牛丼並盛380円に、サラリーマンの味方に“異変 [ニュ-ス]

牛丼チェーンの吉野家が17日、並盛の価格を380円へ一気に
80円値上げしました。
サラリーマンの小遣いと深いかかわりのある牛丼価格の値上がりは、
一体、何を意味しているのでしょうか?

ランチタイム限定のお弁当の準備に追われる都内の食堂。
元プロレスラーの社長が軒先で販売するのは、安さとボリュームが
自慢の「300円弁当」です。
仕入れ価格が上がっている豚肉のメニューをおよそ3割減らし、
「300円」をなんとか維持しています。

「サラリーマンの人が、300円の弁当で売っているというのが
頭に入ってるから、それ以上の値段とれない」(花膳 浅野起州社長)

 「安さとボリューム、あと味がおいしいので」(弁当を買う客)

 サラリーマンの懐事情を反映するお昼ごはん。
こうした中、17日、サラリーマンの味方のあの商品が値上げに
踏み切りました。

 「現在、午後2時50分です。価格改定まであと10分と迫る中、
店頭ではメニューが差し替えられています」(記者)

 300円が380円に。牛丼チェーン吉野家の牛丼・並盛が一気に
80円値上げされたのです。

 「2割近く(値段が)上がったので、高いかなと思います」(客)

 吉野家は値上げの理由を、アメリカ産牛肉の仕入れ値が干ばつなどの
影響で去年の2倍になったためと説明しています。

 「苦渋の決断でございました」(吉野家 河村泰貴社長 今月9日)

 先週の会見で社長が何度も見せた苦しい表情。
背景には、サラリーマンの小遣いとともに牛丼が歩んできた長い歴史があるのです。

 バブル絶頂の1990年。お父さんたちのお小遣いは7万7000円を
超えていました。
このとき、吉野家は牛丼並盛を370円から400円に値上げ。
その後、バブルがはじけると小遣いは減少。
2万円ほど下がった2001年には、牛丼は一気に280円まで
値下げされました。

 その後も小遣いは減り続け、ことしはバブル時のおよそ半分に。
しかし、今回に限っては、小遣いが上がらない中で牛丼の価格が
大幅に上がってしまう異例の事態が起きたのです。

 「(値上がり幅は)20%以上ですから痛いですよね、
サラリーマンにとっては」
 「給料が上がってないから」(街の人)

 「セットだとワンコイン以上になっちゃうので、サラリーマンだときついかな」(客)

 牛丼価格の上昇とともに日本経済はデフレ脱却に向かうのか、
それとも賃上げが物の値上がりに追いつかない「悪い物価上昇」に
陥ってしまうのか。牛丼の価格が占う日本の未来は果たして。




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