●今の生活は、これまでの決断の結果。

例えば、「仕事が面白くない」と思っているとしたら、その原因をより具体的に考えてみる。
企画会議で気おくれして自分の意見を述べることができなかった、自分の能力を
上司がきちんと評価してくれていない、など複数の原因が思い当たるはずです。
「自分は運が悪い」と思ったことについても同様です。
好きだった相手が他の人と結婚してしまった。
会社の同期の中で役職につくのが一番遅かった、など数多く思いつくことと思います。
１日のうちでも、私たちは無意識に、様々な決断をしているのです。
その毎日の積み重ねの結果として、今の生活があるのではないかと思います。・
結局、今抱えている不満や焦りも、日々の決断の結果であり、自分自身の責任になりますね。
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●「決断→実行→結果」の繰り返しが人生だ。
決断しなければ何も変わらない。

それでは、「人生を思うままに生きている人」「運の良い人」は生まれながらにそんな
才能を備えているのかということですが・・・・？
確かに、才能の差は多少なりともあるかもしれません。
しかし、天才であっても努力はしなければ才能を生かすことはできないのです。
まして天才ではない人間にとっては、才能の差などはほとんど問題にはならないというものです。
人は毎日、何らかの決断をしている。才能の差は大きな問題ではない。
にも関わらず、「私は運が悪い」と嘆く人との差が出てしまうのはなぜかということです？
それを一言で言い表せれば、毎日どんな決断をし、どう行動し、その結果どのように生活に
生かしてきたかの問題ではないかと思います。


●決断し行動することで人生が変わる

まずは、身近なところから考えてみる。
例えば、ファッションセンスが素晴らしく良くて、着こなしが上手い人がいます。
それも、ファッション雑誌に載っている流行のファッションをそのまま真似ているのではなく、
その人の独自の考え方や生き方が現れているような印象を受ける人です。
あなたの周囲にも一人や二人はいることでしょう。
そんな人も生まれた時から独自のセンスを持っていたのではないということです。
幼いころには両親や兄弟の影響を受けて育ったでしょうが、思春期のころからは様々な
服を身に着けて、周囲の反応や、自分自身の着心地やフイット感といったものを確かめながら、
独自のセンスを磨いていったのだと思います。
その時代ごとの流行を追うこともあったでしょうが、単に真似るだけで他人とは違うセンスは
育ちません。
それでは中学時代や高校時代の制服と変わりはありません。
自分で選び、その結果を検討するという必要がないからです。
もっとも、同じ制服を着ていても、スカ－トの長さやパンツの太さ、着こなし方や小物を工夫
することで、各人が個性を主張してていたはずです。
そんな細かなところにも、人それぞれの決断があります。

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タグ：決断力 成果 実行