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白鵬連勝「36」でストップ 照ノ富士に苦杯…優勝持ち越し [大相撲]

大相撲春場所13日目は20日、
大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、横綱白鵬が新関脇の
照ノ富士に敗れ、史上最多を更新する6場所連続34回目の優勝は
14日目以降に持ち越しとなった。連勝記録も36でストップした。

白鵬はこれまで3度当たって負けなしの照ノ富士に先手を取られ
防戦一方で、結局寄り切られた。

優勝の行方は14日目に2敗の照ノ富士が敗れ、
1敗の白鵬が勝つと白鵬の優勝が決まる。

白鵬に4度目の挑戦で初めて勝った照ノ富士は、
取組後に息を弾ませて喜びを語った。
「うれしかったです。(休場している)安美錦関が“頑張れ”と
激励してくれて気合が入った」と、湊部屋の先輩に感謝した。

 これまで3度の対戦では右を差しに行って通じなかったが、
今回は右から張って左を差したのが奏功、
頭をつける低い位置からの攻めで白鵬の反撃を断って寄り切った。
「自然と体が動いた。勝って良かった。最後まで頑張ります」と
大逆転での初優勝に目を向けた。


新関脇・照ノ富士が平幕の豊ノ島をきめ出しで下し、
自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げた。
20日の13日目は2差で追う全勝の横綱・白鵬と対戦。
白鵬が勝てば34回目の優勝が2場所連続の13日目で決まる
。場所を最後まで盛り上げるため、照ノ富士が横綱に立ち向かう。

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 新たなモンゴルの怪物は負けパターンになっても冷静だった。
照ノ富士は過去1勝3敗と苦手にしている豊ノ島に立ち合いで
右を張ろうとしたが空振り。
左も差せずに、豊ノ島得意のもろ差しを許してしまった。
いつもならここで終わりだ。
だが、すぐさま両脇に力を入れて、豊ノ島の両腕を締め上げた。
「きまったと思った。一発で持っていこう」。
豊ノ島の身動きを封じると、そのまま土俵の外へ運び出した。

 幕内7場所目で初の2桁勝利だ。
それも天敵を圧倒して手にしただけに「うれしいですね」と
頬は緩みっぱなし。
魁聖に負けた前日は腹痛を言い訳にしたが
「(取組前に)ちゃんとトイレに行きましたよ」とご機嫌だ。

 新三役の2桁勝利は05年初場所に新小結だった
白鵬(11勝4敗)以来となる。
13日目は全勝で独走する、その白鵬との対戦。
負ければ、そこで白鵬の優勝が決まる注目の一番だ。

 実は今場所「1勝14敗でもいい。横綱に勝ちたい」と
ターゲットを白鵬に絞っていた。
照ノ富士は毎場所、標的を1人決めている。
昨年の九州場所は逸ノ城、初場所では稀勢の里。
いずれも勝ってきた。
「俺は狙った日には絶対勝つ」自信がある。
モンゴル時代に白鵬の父・ムンフバトさんに指導を受けていた縁で、
白鵬を介して鳥取城北高に入学した。
「恩返しできたらいい」。
世話になった先輩に成長した姿を見せる上で、これ以上の舞台はない。

 支度部屋を引き揚げる際、ニヤリと笑って報道陣に聞いてきた。
「明日の懸賞は何本ですかね?」。
懸賞金は21本(手取り63万円)。
この男、勝つ気満々だ。


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