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巨人 松坂を獲らなくて正解だった [プロ野球]

ソフトバンク・松坂大輔投手(34)が10日、
2度目の実戦登板となる巨人とのオープン戦(長崎)に先発。
3回3安打2失点と精彩を欠いた。
フォームも制球もバラバラで、本紙評論家の前田幸長氏も
「収穫は何もなかった」と指摘したほどのお寒い内容
巨人サイドからは「獲らなくてよかった」と言わんばかりの
声が続出した。

松坂と巨人の注目対決は、季節外れの雪が舞う中で始まった。
プレーボール直後、四球で出塁した松本哲が二盗を成功させると、
二死後に4番・大田の右前適時打で生還。
2回にも足を絡めて2点目を奪った。
松坂は3回64球を投げ終えたところで降板した。

試合後の松坂は「ケガをしないようにという意識が強かった。
故障を経験していなければ不安なく投げられると思うが、
ケガしたことを考えると寒さが気になる」と、
寒風吹きすさぶコンディションの悪さを“言い訳”にしたが…。
条件は相手も同じだ。

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この日の対戦は、ある意味で“因縁の対決”でもあった。
日本復帰を決断した松坂は昨秋、
代理人を介さずに原監督に電話で直接報告。
その際にソフトバンク側が提示した条件をちらつかせたため、
巨人サイドの怒りを買い、交渉が破談になったという経緯が
あった。

宮崎でのキャンプ中はソフトバンクの“松坂フィーバー”に
押されっぱなしで、一時は「松坂みたいな大物を獲るべき
だったんじゃないか」という声も上がったが、
獲得を見送った巨人には意地がある。
一連の経緯を知る関係者は「ウチの判断が正しかったことを
証明しないとね」と、この日の対戦に燃えていた。

試合後、松坂と同世代の村田は「あんなもんじゃないですか。
まだオープン戦なんだし」と印象を語ったが、
この日の怪物は制球が荒れ、直球は140キロを超えるのがやっと。
西武時代の松坂を知るスタッフは
「全盛期を知っているだけに、少し寂しいな」とつぶやくと
「悪く言いたくはないけど、何億円も払える投手ではないよね」と
思わず本音を漏らした。
とはいえ、原監督が「投手は大変だったと思う」と話したように、
この日はコンディションが最悪だったのも確か。
実力に見切りをつけた巨人に対し、
怪物の巻き返しはあるのか。



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タグ:松坂 巨人
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