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地方銀行、経営統合ラッシか? [ニュ-ス]

地方銀行の肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合に向けて
交渉に入ったことが7日、明らかになった。
少子高齢化の進展や地方経済の疲弊で、地方銀行の経営は
困難さが増すといわれる中、県境を越えた地銀間の競争も
激化していることが背景にある。

4日判明した横浜銀行と東日本銀行の経営統合協議入りに
続く地銀の再編は、金融庁も後押しの旗を振っている。
地銀再編の波が全国に波及する可能性もある。

両行は7日、「経営統合について検討を行っていることは事実」
とのコメントを発表した。
15年中にも共同で持ち株会社を設立する方向で最終調整しており、
統合によって効率化や規模拡大を図る。
両行ともそれぞれの県で貸出金、預金のシェアが4割を超える。

農業関連融資に強みがあるなど共通点がある一方、店舗網に
重複が少ないため、統合効果も期待できそうだ。

九州では、全国トップの資産量を誇るふくおかフィナンシャル
グループ(FG)が広域営業を展開し、「肥後銀と鹿児島銀が
統合しても苦戦の状況は変わらない」ほど競争は厳しい。

このため、県内トップの地銀同士でさえ、県境を越えた統合という
選択肢を迫られたという事情もある。

ただ、資金需要が伸び悩み、貸出先に困っているのは九州以外の
地域も同様で、地域内で貸出金利の引き下げ競争が激化する
悪循環が続いてきた。
地銀関係者は「隣県に侵食し、より低金利で住宅ローンを
奪い合うなど各地で不毛な戦いが続いている」と指摘する。
将来的には、地域の高齢者が保有する預金が都会に住む子供に
相続されることで、預金が地銀から流出する事態も懸念されている。

これまで、全国に105行ある地銀、第二地銀の再編の
動きは遅かった。
今年に入っても、首都圏と九州以外では大きな動きは
起きていない。
しかし、厳しい環境でも事業を強化できる経営基盤を
確保するため、肥後銀、鹿児島銀のようなライバル同士の
有力地銀が手を組むことを迫られる可能性はある。
 
今後も、経営統合とか業務提携とか合併とかが続くと予想されますね。
もしかしたら、地方銀行と3メガバンクのいづれかが業務提携とか
合併とかもあるかもしれませんね。

経営戦略上、どうしても強弱地方が発生するのは当たり前ですが、
弱い地域を補うためにも提携・合併はあるかもしれませんね。



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