小渕氏、20日辞任決定。 [ニュ-ス]
小渕氏の政治資金をめぐる疑惑は、同氏の後援会など2つの政治団体が
平成22、23年分の政治資金収支報告書で、
支持者向けの観劇会の収入として計約740万円を記載。
その一方で観劇費やバス代などの支出は2年間で約3400万円と記載していた。
収支で約2600万円の差額が生じており、支持者に対する格安の観劇であれば、
公職選挙法が禁じる有権者への利益供与に抵触する可能性がある。
観劇会は24年にも開かれたが、収支報告書に記載されて
いないことも判明。
政治資金管理団体が親族企業からネクタイなどを政治資金で
購入したことも分かり、野党から追及を受けていた。
小渕氏は16日に疑惑が発覚後、事実関係の調査を続けてきた。
首相がイタリア・ミラノで開かれていたアジア欧州会議(ASEM)
首脳会議から帰国するのを待って、
辞任の意向を伝える。
小渕氏は、首相だった父、恵三氏の急死を受けて地盤を引き継ぎ、
平成12年の衆院選で群馬5区から立候補し初当選。
麻生太郎内閣では少子化担当相に抜擢され、
戦後最年少の34歳で初入閣を果たした。
財務副大臣、自民党幹事長代理などの要職を歴任し、
日本初の女性首相候補の一人に挙げられる。
来春の統一地方選に向け、安倍内閣の「顔」
として期待されていた。
消費税率10%への引き上げ判断や原発再稼働を控える首相は、
政権基盤の早期安定化を迫られる。
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平成22、23年分の政治資金収支報告書で、
支持者向けの観劇会の収入として計約740万円を記載。
その一方で観劇費やバス代などの支出は2年間で約3400万円と記載していた。
収支で約2600万円の差額が生じており、支持者に対する格安の観劇であれば、
公職選挙法が禁じる有権者への利益供与に抵触する可能性がある。
観劇会は24年にも開かれたが、収支報告書に記載されて
いないことも判明。
政治資金管理団体が親族企業からネクタイなどを政治資金で
購入したことも分かり、野党から追及を受けていた。
小渕氏は16日に疑惑が発覚後、事実関係の調査を続けてきた。
首相がイタリア・ミラノで開かれていたアジア欧州会議(ASEM)
首脳会議から帰国するのを待って、
辞任の意向を伝える。
小渕氏は、首相だった父、恵三氏の急死を受けて地盤を引き継ぎ、
平成12年の衆院選で群馬5区から立候補し初当選。
麻生太郎内閣では少子化担当相に抜擢され、
戦後最年少の34歳で初入閣を果たした。
財務副大臣、自民党幹事長代理などの要職を歴任し、
日本初の女性首相候補の一人に挙げられる。
来春の統一地方選に向け、安倍内閣の「顔」
として期待されていた。
消費税率10%への引き上げ判断や原発再稼働を控える首相は、
政権基盤の早期安定化を迫られる。
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